woodbe開発ヒストリー

前編開発ヒストリーと実績

後編課題と今後の展望

後編

課題をチャンスに変える

──  現状、改善点などはありますか?

大門
課題としては、導入先に専任者がついて運用してくれるかどうかと、企業の勤務形態や環境に合わせた運用方法の確立ですね。
澤本
確かに。バイオマス燃料を使っているところは、油を使わなくてエコだけど、燃料を投入し続ける人材の常駐が必要ですもんね。
夜間や土日などの、人がいられない時間があるってことを想定してなかったですもんね。
古谷
そうですね。うちのように、ボイラー入れて24時間稼動させてる前提で考えてましたもんね。
大門
そうそう、お客様に「ボイラー導入して」って依頼するのは簡単だけど、バイオマス燃料で週5日でも乾くやり方を探って、それでうまくいくならエコになるし、そこは追求したい。
古谷
あと、木は切られても生きてて管理は大事なので、そこも含めての運用サポートしていきたいですね。
大手のメーカーさんを巻き込んでいく話になるので、しっかりと、こういう方法があるよというのを提示しながら、こまめに連絡取りつつやっていきたいですね。
澤本
はい。これまでの経緯や実績もふまえたマニュアルも作っていきましょう。
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改善と追求の歩みを止めない

──  ウッドショックの影響や対策、今後の展望を教えてください。

古谷
今のウッドショックに伴って、外国から材料が入ってこないことへの対応は急務ですね。
国産材利用のトレンドがあったり、環境問題への配慮とか、SDGs、脱炭素、廃プラ問題、自然素材の見直しというふうな時代の流れになってるので、国産材の商品化サイクルを上げていくのは非常に重要です。
あと、木を知ってないとできないこともあるので、その分野の職人的な人材不足も問題かと思います。
woodbeは、その常識を変えて、商品化サイクルを早くして、歩留まり向上や置き場所に困らないとかいろんなメリットと効果があるので、これを広めていくことで、もっと日本の林業全体が潤っていってほしいなと思います。
澤本
国産材の値段設定とかどうなんですかね?
古谷
木材そのものの品質は上がって、国産材の値段は上がるけど、中国産材の値段が安すぎるから、今は不安定で、落ち着くかはわからないです。
でも、woodbeの技術が広まっていって、商品化サイクルが上がってこれば、また変わっていくだろうし、値段も落ち着いてくると思います。
大門
活用方法もいろいろ出てくるだろうね。
古谷
そうですね。一枚板でも、幅広で無欠点できれいな木目が出てっていうのは当然価値が高いんですけど、僕はどうしようもなくなった木材の活用にも力を入れたいです。
例えば、いまは、台風被害に遭った地域のずぶ濡れの倒木を乾燥させて、ノベルティ作成に活用させるという事業をしていますし、自然被害の倒木だけではなく、果樹園の老木なども、活用するようにしています。
行政や色んな地域からの依頼も増えてますね。
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大門
そういう意味では、いろんな樹種をこれからも乾燥させたいね。
しかもエコな方法でっていうのが根底のテーマにあるから、バイオマス燃料でもきちんと運用できるっていうのを証明していきたいね。
澤本
導入先の環境や人員配置によって最適な運用状態になるようにしたいですね。
大門
乾燥炉にも働き方改革だね(笑)
古谷
そうですね。お客様ともこまめに連絡取りながら、サポートしていきましょう。
woodbeはまだまだこれから広がっていくと思いますので、よろしくお願いします。
澤本
よろしくお願いします。
大門
よろしくお願いします。

END

対談日:2021年8月